Dazzling darling/皇綺羅-彼が眩しさと出会うこと

HE★VENSを応援し始めて早数ヶ月。
恥ずかしながら昨日初めて皇綺羅さんのソロ曲"Dazzling darling"を聞きました。
所謂"担当"と定めた鳳瑛一さんのソロ曲以上に、この曲はわたしにとって大きな衝撃で、思わずフォロワーの名前を呼んで助けを求めてしまったんですけど(オタクは無力)そのリプライを打つ文字が500字を超えたところでブログとして纏めることに決めました。

 

以下はわたしの感じた取り止めのない話であり、作詞家やアイドルの意図を探ることを目的としたものではありません。あくまでもそういう感じ方が可能であるというだけの話です。

 

‪はじめに、うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター DUET IDOL SONG収録のソロ曲はプリンス達から物語中ヒロイン(七海春歌さん)へのアニメ4クール分の感謝と恋愛感情を多かれ少なかれつづったもの、と解釈できると思うのですが…、ここではその可能性を捨てて考えていきたいです。‬

 

 

‪ファンの心を、仲間を、HE★VENSに敵対するものを、嬉しさを、悔しさを、彼は常に真っ直ぐに見つめる。HE★VENSにとっての綺羅星で、最強の矛。

わたしにとっての皇綺羅さんへの印象。なので、本当の本当に驚いた。彼が眩しさに目を細めることがあり、それは最愛に向けられるものだということ。皇綺羅がそのことについて言葉を紡いだことが。‬

 

‪皇綺羅さんが眩しさに目を細めるもの、と聞いてわたしが頭に浮かべたのは"アイドルとステージ"でした。‬

‪LS8話であるように、裕福な実家で守られるように育てられた(であろう)皇綺羅さんが親を説得し、単身で上京、大成できるかもわからないアイドルを志したのは、きっと彼がとあるアイドルの光を見たからだと思うんですね。‬
‪彼にとってのアイドルとしての煌めきの原風景がきっとどこかにあるはずなんです。それが眩しさの起点なんじゃないかな、と。‬

 

‪その煌めきを夢見て皇綺羅さんはアイドルとしてレイジングエンターテイメントに入所し、鳳瑛一に見出され(妄想)HE★VENSになるんですけど(妄想)‬
‪"現実"と"かつて憧れた眩しさ"は良くも悪くも違うじゃないですか。でも、HE★VENSとしての活動を通じてその憧れと重なる部分も、新しい煌めきの発見もあったはずなんですよね。舞台のスポットライト、メンバーを照らすひかり。メンバーが隣に立っていること。センターを自分が支えている瞬間。エンジェルから送られる愛。‬
‪自分がステージの上で、憧れた煌めきを越えた自分だけの光を見つけていくこと。そのことを彼は最愛の眩しさだと思ったのではないでしょうか。

 

‪紗幕がかかるとシルエットしか見えなくなる。時が経つごとに忘れられて、美化されて、感情だけがぼんやりと残る思い出みたいに。‬
‪その思い出の奥にある、自分だけの原風景を抱きしめて、それでも、それだけじゃ足りないと、自分だけの光を。

ステージごとに新しい花を見つけるように、新しい光に出会うために自分は生まれてきたんだ。と。‬

‪そしてそのためには応援してくれるエンジェルの存在は不可欠で、‬
‪舞台の上で背中を見せる訳にはいかない、真っ直ぐに向かい合い、見つめ、感謝と共に愛の言葉を捧げる。‬

 

dazzlin darlingはそんな皇綺羅さんの、誓いと希望の歌なのでしょう。自分の思い出を、現在を、いつまでも輝かしいものとして未来の自分が恥じないものにしていくという。誓い。

 

わたしはそんな彼が今まで以上に愛おしく、眩しく見えたのでこんなにも衝撃を受けたのでしょう。